
Tea Sommelier
ティー・ソムリエ
全日本執事協会が認定する、紅茶の専門知識を執事の視点から学ぶ専門資格です。17世紀以来、執事が担ってきた茶葉管理の伝統から、世界の産地・淹れ方・ペアリング・ティーサービスまで、紅茶に関する総合的な知識を体系的に習得します。
紅茶の世界を、執事の視点で
Tea Sommelier Butler資格では、17世紀に東インド会社が英国に茶を伝えて以来、執事が担ってきた茶葉管理の伝統を学びます。当時、茶は非常に高価で貴重な品であり、執事は鍵付きのティーキャディ(茶箱)で厳重に管理していました。この歴史的背景を理解することで、紅茶への理解がより深まります。
紅茶の製造工程と発酵度による分類、世界の主要産地(ダージリン、アッサム、セイロンなど)の特徴、ゴールデンルールに基づいた正しい淹れ方、ブレンドティーとフレーバードティーの知識、食事や菓子とのペアリング、執事流の美しいティーサービス、ティーウェアの知識まで、紅茶に関する総合的な専門知識を体系的に習得します。
紅茶愛好家としての知識を深めたい方、カフェやホテルでのサービス向上を目指す方に最適です。執事の伝統に根ざした本格的な紅茶の世界を学ぶことで、より深い理解と実践的なスキルが身につきます。
- 受講料(税込)
- 38,000円
- 学習期間目安
- 1–3ヶ月
- カリキュラム
- 全10章
- 受験・資格
- 自宅受験・永久
執事の伝統
歴史から学ぶ紅茶の価値。17世紀の茶葉管理の伝統を理解し、執事が紅茶のスペシャリストである理由を学びます。
実践的技術
正しい淹れ方とサービス。茶器を温める、一人当たり三グラムの茶葉、汲みたての水と沸騰したての熱湯、三分の蒸らしというゴールデンルールに基づいた淹れ方と、執事流の美しいティーサービスを習得します。
体系的知識
産地から文化まで網羅。世界の主要産地の特徴やペアリング、ティーウェアの知識まで幅広く学びます。
本資格は知識習得を目的とした認定制度です。資格取得により特定の職業への就職や収入を保証するものではありません。全日本執事協会が認定する民間資格です。
17世紀、茶は非常に高価な品でした。執事は鍵付きのティーキャディで茶葉を厳重に管理し、紅茶のスペシャリストとしての役割を担ってきたのです。
学ぶ内容 — 全10章
紅茶の歴史から産地、淹れ方、サービスまでを、10の分野で体系的に学びます。執事の伝統に根ざした本格的な紅茶の世界を、段階的に習得します。

執事と紅茶の深い関わり
17世紀の茶の伝来と執事の役割、英国貴族の館での茶の管理、ティーキャディと執事の責任、茶葉が贅沢品だった時代、執事が紅茶のスペシャリストである理由を学びます。歴史を知ることで、なぜ執事が紅茶の専門家として位置づけられてきたのかが理解できます。
紅茶の基礎知識
紅茶の製造工程と発酵の仕組み、発酵度による分類(緑茶・烏龍茶・紅茶)、グレードの見方と意味、茶葉の適切な保管方法を習得します。紅茶の基本的な知識を身につけることで、より深い理解が可能になります。
世界の紅茶産地
インド(ダージリン・アッサム・ニルギリ)の特徴、スリランカ(セイロン)の各地域、中国紅茶の歴史と種類、その他の産地と特徴を学びます。各産地の気候や土壌が紅茶の味わいに与える影響を理解し、産地別の特徴を習得します。
紅茶の淹れ方(実践)
執事流の美しい所作、ゴールデンルールの実践方法、茶器の温め方と重要性、蒸らし時間の見極め方を習得します。ゴールデンルールは四つの手順で構成されます。第一に、ポットとカップに一度湯を入れ、あらかじめ茶器を温めておくこと。
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第二に、茶葉は一人当たり三グラムを量って入れること。第三に、汲みたての新鮮な水を使い、沸騰したての熱湯を注ぐこと。第四に、ふたをして蒸らすことで、三分が基準となります。ただし一人分当たりの茶葉の量や蒸らし時間は商品によって異なりますので、茶葉ごとの表示を確認したうえで整えます。理論だけでなく、実際に美味しい紅茶を淹れるための技術を身につけます。
ブレンドティーとフレーバードティー
代表的なブレンド(アールグレイ、イングリッシュブレックファストなど)、フレーバードティーの世界と製法、茶葉のブレンド技術、オリジナルブレンドの作り方を学びます。ブレンドの奥深さと創造性を理解します。
ティーペアリング
食事と紅茶の組み合わせ原則、お菓子と紅茶の相性、時間帯別の紅茶選び、シーン別の提案方法を習得します。紅茶をより楽しむための組み合わせの技術を学びます。
美しいティーサービス
執事のティーサービス実技、ティーポットの正しい扱い方、注ぎ方の美学と技術、ミルク・砂糖の提供マナーを学びます。カップ&ソーサーはお客様の正面から少し右に寄せて置き、取っ手が右手に自然に収まる三時の向きにそろえ、ティースプーンは取っ手と平行になるようソーサーの手前へ添えます。
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お運びするときは会話の切れ目を待ち、右側から静かに歩み寄って「紅茶をお持ちいたしました」とひと声かけ、ソーサーを両手で支えて音を立てずに下ろします。テーブルの端からソーサーの縁まで三〜五センチほど余白を残すのが目安です。
注ぎの所作は、ポットの取っ手を右手に収め、注ぎ口をカップの五〜十センチ上に据えて高さを変えずに注ぐことから始めます。注ぎ口がカップに触れて音が出るのは高さが足りない証拠で、協会では空のポットを使って高さを体に覚える練習を勧めています。量は七〜八分目で止め、止める直前に注ぎ口をわずかに起こして、しずくがソーサーへ落ちないようにします。
注ぎ終えたら「ミルクとお砂糖はいかがなさいますか」とお伺いします。ヒヤリングで好みを把握していても、その日のお気持ちで変わるため省きません。おかわりの声かけはカップの中身が四分の一を切った頃が合図で、空になってから伺うのでは遅い、というのが協会の考え方です。
ポットの中で紅茶が煮詰まり濃くなりすぎたときは、そのまま注がずに淹れ直しをお勧めします。見た目にも美しく、心のこもったサービスの技術を習得します。
ティーウェアの知識
ティーカップとソーサーの種類、ティーポットの選び方と特徴、茶こしとストレーナーの使い分け、アンティークティーウェアの魅力を習得します。道具への理解を深めることで、より良いティータイムを演出できます。
世界のお茶(紅茶以外)
緑茶・烏龍茶の基礎知識、ハーブティーの種類と効能、日本茶の基礎と淹れ方、各国のお茶文化の違いを学びます。紅茶以外のお茶についても理解を深め、幅広い知識を身につけます。
総合演習
ティーテイスティング実践、シチュエーション別紅茶選びの演習、確認テストで学習内容を統合します。これまで学んだ知識を実践的に活用し、総合的な理解を深めます。
こんな方におすすめです
お届けする教材
テキスト教材(約80ページ)
紅茶の専門知識を詳しく解説した専用テキスト。イラストや図解も豊富で、初めての方でも理解しやすい構成です。
オンライン動画レッスン
紅茶の淹れ方やサービス実技を含む動画解説。視聴期間1年間。実際の技術を動画で確認できます。
紅茶産地マップ
世界の主要産地を視覚的に理解できる参考資料。産地の特徴を地図で確認できます。
認定試験問題・解答用紙
筆記試験とテイスティングレポート課題を含む試験問題。自宅で取り組める内容です。

認定試験について
- 試験形式
- 筆記試験(記述式・選択式)+ テイスティングレポート
- 合格基準
- 80点以上
- 試験期限
- 申込から1年以内
- 受験資格
- 特になし
- 受験場所
- 自宅(通信試験)
- 再試験
- 再試験料8,000円で何度でも可
テイスティングレポートは実際に紅茶を飲む必要はなく、学習内容に基づいた記述課題です。試験は自宅で行う通信試験です。教材が届いたら、ご自身のペースで学習を進め、準備ができた段階で試験問題に取り組みます。解答用紙を返送いただくと、当協会が添削・採点し、80点以上で合格。認定証と認定カードを発行します。
料金とお申込み
紅茶の専門知識を体系的に学んで、Tea Sommelier Butlerとしての知識と技術を身につけてください。
受講料(税込・送料込)
学習期間目安
1〜3ヶ月
試験期限
1年以内
資格有効期限
永久
料金に含まれるもの
- 本資格は全日本執事協会が認定する民間資格です
- 資格取得により就職・転職・収入を保証するものではありません
- 知識習得と自己研鑽を目的としています
よくある質問
紅茶初心者でも取得できますか?
はい、基礎から学べる内容です。紅茶の知識がゼロでも段階的に理解できるカリキュラムです。
Afternoon Tea Butler資格との違いは?
Afternoon Tea Butlerはティータイムの文化とマナー、本資格は紅茶そのものの専門知識に特化しています。
実際に紅茶を飲む必要がありますか?
テイスティングレポートは学習内容に基づいた記述課題で、実際の飲用は任意です。
執事とティーキャディの関係を学べますか?
はい、第1章で17世紀の茶葉管理の歴史を詳しく学びます。
ダージリンとアッサムの違いを学べますか?
はい、第3章で世界の産地ごとの特徴を詳しく学びます。
ゴールデンルールとは何ですか?
美味しい紅茶を淹れるための基本原則です。あらかじめポットとカップに湯を入れて茶器を温めること、茶葉は一人当たり三グラムを量ること、汲みたての新鮮な水を沸騰したての熱湯にして注ぐこと、ふたをして三分を基準に蒸らすことの四点を柱とします。一人分当たりの茶葉の量や蒸らし時間は商品によって異なるため、茶葉ごとの表示に合わせて調整します。第4章で詳しく学びます。
アールグレイについて詳しく学べますか?
はい、第5章でアールグレイを含む代表的なブレンドティーを学びます。
紅茶と食事の組み合わせも学べますか?
はい、第6章でティーペアリングの原則と実践方法を学びます。
ティーポットの選び方も学べますか?
はい、第8章でティーウェアの知識を詳しく学びます。
日本茶についても学べますか?
はい、第9章で日本茶の基礎知識と淹れ方を学びます。
カフェで働いていますが役立ちますか?
はい、紅茶の専門知識とサービス技術の向上に直結する内容です。
自分でブレンドティーを作れるようになりますか?
第5章でブレンドの基本を学びますが、実際の茶葉は別途ご用意ください。
ハーブティーについても学べますか?
はい、第9章でハーブティーの基礎知識を学びます。
紅茶の保管方法も学べますか?
はい、第2章で茶葉の適切な保管方法と注意点を学びます。
執事流のサービスとは何ですか?
美しい所作と細やかな気配りを重視したティーサービスです。第7章で詳しく学びます。
あわせて学びたい専門資格
他の専門資格も組み合わせて取得することで、より幅広い専門性を証明できます。
Tea Sommelier Butler資格について、ご不明な点やお申込みのご相談はお気軽にお問い合わせください。専門資格の全体像は資格制度の一覧からもご覧いただけます。
